ニュージーランドの高い教育水準
ニュージーランドは、近年教育先進国として知られており、世界未来教育指数ランキングでは諸外国を押さえ世界第1位(2017)にランクインしています(日本は7位)。
「世界各国の未来に向けた教育」として、未来的で総合的なニュージーランドの教育が評価されたのです。
1位 ニュージーランド
2位 カナダ
3位 フィンランド
4位 スイス
5位 シンガポール
6位 イギリス
7位 日本
8位 オーストラリア
9位 オランダ
10位 ドイツ
ニュージーランドの教育の特長
自己表現に重点をおいた教育を小学校から行っている
ニュージーランドの教育は初等教育から表現力を身につけることに重点をおいています。子どもたちに話す、書くの両面で徹底的な自己表現の訓練をさせるので、子どもたちは日本人よりもはるかに自己表現力に長けています。
中等教育の授業は20名前後のクラス編成で、その形態はティスカッション、個人や班での課題研究、見学実習、プレゼンテーションと質疑などを多く取り入れた生徒の能動的な活動が中心です。ゲームやスキット、ペアワークなどを頻繁に用いた授業が展開されます。
自分で物事を調べたり、モチベーションをもって自ら学んだり、人に指示されて行動するのではなく、自ら動いて解決していく。そんな学習スキルを身につけられるのもニュージーランドの教育システムの特徴です。このように「自ら学んでいく力」はこれからの社会で生きていくなかで重要なスキルの1つとされています。